スポーツ写真の撮影を楽しむなら、スポーツ撮影にフィットしたレンズを選ぶことが重要です。
今回は野球・サッカー・ラグビー・アメフトなどの屋外スポーツ撮影におすすめのレンズを、Canon(キヤノン)のミラーレスカメラ向けレンズの中からピックアップします!
Canon(キヤノン)のカメラユーザー、またはこれからキヤノンのカメラを買おうと思っている方、ぜひ参考にしてスポーツ撮影の第一歩を踏み出しましょう♪

スポーツフォトグラファー・映像ディレクター。“カメラでスポーツをもっと楽しく”をビジョンに様々な事業を展開中。
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キャノンのミラーレスカメラはおすすめ
キャノンのスポーツ撮影向けおすすめレンズ
それでは本題にいきましょう。
キャノンのレンズの中で、スポーツ写真の撮影におすすめのレンズをピックアップしていきます。
ちなみに今回は、
野球・サッカー・ラグビー・アメフトなど屋外スポーツの撮影を前提にピックアップしました。
(屋内スポーツだと、レンズに求められる機能・条件が変わってくるので、また別の記事でお話しますね)
① RF100-400mm F5.6-8 IS USM

屋外のスポーツ撮影では、撮りたい選手と距離がある場合がほとんど。
なので、レンズは遠くを写す力があるモデルを選ぶのが大切。
選手のプレーや表情まで、しっかり切り取った素敵な写真を撮りたいですもんね。
この遠くを写す力の指標に、焦点距離があります。
「焦点距離」については↓の記事で解説しているので「それなに?」って方は読んでみてください!

屋外のスポーツ撮影なら、焦点距離は400mmは最低でもほしいところです。このレンズは満たしてくれてますね。
さらにこのレンズの良いところは、「圧倒的な軽さ」です。
スポーツ撮影用のカメラは焦点距離を大きく設計するため、本体が大型で重量感のあるレンズがほとんど。
ですがこのレンズは635グラム。非常に軽量で持ち運びしやすいのが嬉しいポイント。
それでいて、瞬間を美しく撮影できるよう品質も妥協なく設計されています。
手ブレ補正機能もしっかり搭載されていて、スポーツ撮影のビギナーに優しいレンズです。
価格も約9万円と優しめなので、はじめての1本におすすめです。
② RF600mm F11 IS STM

焦点距離は「最低でも400mmは必要」と言ったのですが、実際は400mmでも足りない、と思うことは結構あります。
野球でいうと、例えば外野の選手を撮りたい場合は撮影場所(ベンチやスタンド)からかなり遠いので、400mmのレンズで限界を感じるケースが多いです。
「わたしは400mmじゃ足りないかも!」
そんな方には、このレンズがいいです。
600mmまでいけるので、外野手のような遠い被写体でもしっかり写すことができると思います。
注意点としては、このレンズは「単焦点レンズ」といって焦点距離が固定されているレンズです。
(寄ったり引いたりができません)
使い勝手に慣れるまでちょっと苦労するかもしれません。
しかし、こちらも価格は11万円と比較的優しめで、この値段で600mmの世界を切り取れるというのは魅力的です。
③ RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

正直、こちらは高級すぎて「おすすめ」と言えるか迷ったのですが、一応紹介しますね(笑)
こちらは焦点距離が最大500mmのレンズです。
しかも、(単焦点レンズではなく)ズームレンズで100-500mmの範囲で調整できます。
400mmの「もの足りなさ」を解消し、かつズームレンズの使い勝手も兼ね備えています。
重さは約1.3キロと先ほどの2本と比べ重めですが、500mmまで撮れてこのコンパクトさは素晴らしいです。描写力も優れており、オートフォーカスも滑らか。スポーツの一瞬を抑えるにはとってもいいレンズなんです。
難点としては、レンズ単体で40万円とかなり高め。
価格の分だけ優れたレンズであることは間違いないので、「本気でスポーツ写真をやりたいんだ!」という方にはぜひ試してほしいです。
まとめ
今回はキャノンのミラーレス一眼カメラ向けのレンズから、スポーツ撮影におすすめのレンズを紹介しました。
最後に、スポーツの写真撮影をはじめるポイントの復習しましょう。
・軽い機材(カメラ・レンズ)
・遠くを撮れるレンズ(焦点距離400mm以上)
この2つはキャノンのレンズ・カメラに限らずですので、ぜひ覚えておいてください。
良い機材に出会い、ぜひスポーツの感動的な瞬間を切り取っていきましょう♪
ではでは。