長年、汗水流して共に白球を
追いかけてきた仲間たちと
ひとつの節目を迎える卒団式。
指導者や保護者の方々にとっては
成長を見守ってきたかけがえのない
子どもたちへ、
「よくがんばったね。」と、
労いと感謝の気持ちを込めて
送り出す機会でもあります。
そんな卒団式に欠かせないのが
卒団する選手たちへ贈る
「卒団記念品」。
卒団記念品は、単なる物ではなく
子供たちの努力や成長、
そしてチームの絆を象徴する
大切な意味を持ちます。
しかし、いざ卒団記念品を
選ぼうと思っても、
「どんなものが喜ばれるのか」
「予算内で収まるのか」
など悩みは尽きないものです。
そこでこの記事では、
卒団記念品選びで後悔しないための
ポイントや、おすすめの
記念品などを具体的にご紹介します。
卒団記念品の準備を実際に経験した
保護者から聞いた
貴重な「失敗談」もご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください!
よくある失敗談!こんな卒団記念品は避けるべき
せっかくの卒団記念品も
後々になって
「こんなはずじゃなかった…」
とならないよう、まずは
よくある失敗例を集めてみました。
実際に卒団記念品の準備に
携わった経験のある
保護者さんから聞いた
貴重な体験談、ぜひ参考にしてください。
① 実用性が低く使われない
せっかくの卒団記念品も
実用性が低く使われないままに
なってしまうケースがよくあります。
卒業後も長く愛用してもらえる、
実用的なアイテムを選ぶことが大切です。
例えば
以下のような記念品は
実用性に欠け残念な結果に
なりやすい傾向にあるようです。
これらの失敗を避けるためには
子供たちの日常生活で
役立つアイテムや、
成長しても使えるものを選ぶのが良いですね。
② 親たちの自己満足になってしまう
卒団記念品は、長い間
子供たちの記憶に残る
ものであってほしいですよね。
なので、親が
「これを子どもたちに持たせたい!」
というような、いわゆる
自己満足で品物を選ぶのは避けましょう。
プレゼント選びが好きな人は
ついつい盛り上がったノリで
特製グッズとかを
用意したりしてしまいがち。
友だちへのプレゼントなら
笑いになるかもしれませんが、
今回は子どもたちの大切な記念品。
卒団の年代ということで、
周りの目が気になるお年頃でもあります。
ここは冷静に、
子どもたちの目線になって選んでみましょう。
③ 保護者の負担が大きすぎる
卒団記念品は、あまり高額に
なりすぎると保護者にとって
大きな負担となってしまいます。
特に、高学年になるにつれて
他の習い事や塾などの
費用もかさむため、
卒団記念品の負担が
大きくなってしまう傾向があります。
また、兄弟姉妹で
複数の子供が同じチームに
所属している場合は、
その負担はさらに大きくなります。
金銭的な負担が原因で、
卒団記念品の選定に関して
他の保護者と意見が衝突したり
チーム全体の雰囲気を
悪くしてしまうことは
避けなければなりません。
保護者間で事前にしっかりと話し合い
無理のない範囲で
卒団記念品を選ぶことが大切です。
卒団記念品の選び方5つのポイント
卒団記念品選びは
以下の5つのポイントを
意識することが大切です。
すべてを満たす必要は
ありませんので、
これらのポイントを意識しつつ
子どもたちにとって
素敵な卒団記念品を選べるようにしましょう。
① 子供たちの意見を参考に
卒団記念品は、
長い間頑張ってきた
子供たちへの贈り物。
失敗しないために、保護者の中で
ある程度あげる物の候補を絞りつつ
子供たちの意見も
参考にするのが良いですね。
もちろん、
「サプライズにしたい」
という親御さんの想い、
また「ネタバレしないでほしい」
という子どもたち側の気持ちも
あると思います。
なので、アンケートで決める
(ほしいやつにマルをつける方式)
とかはやらない方が良いですね。
たとえばご自身のお子さんに
「もし貰うならどんなのがいい?」
みたいな形で
サラッとヒアリングしてみると
参考になる意見をもらえると思いますよ。
② チームの思い出を形にする
共に汗を流した仲間との絆や、
監督・コーチとの
忘れられない思い出を
形にするのはとても良いですね。
思い出を形にするという目線で
おすすめの記念品の
例を挙げてみましょう。
これらの記念品は
時が経っても色褪せない
大切な思い出の品となります。
卒業後も、記念品を見るたびに
仲間との絆や、
野球に打ち込んだ熱い日々を
思い出すことができるはずです。
③ 実用性も考慮
せっかくの卒団記念品も、使わずに
しまい込まれてしまっては
もったいないですよね。
前章で書いた通り、実用性を
意識した記念品選びは
やはり重要になります。
卒業後も日常生活で使える
アイテムを選ぶことで、
子供たちは思い出を身近に感じながら
今後の生活を送ることができます。
例えば、以下のようなアイテムは
実用性が高くておすすめです。
→ タオルなどは実用性が高く
何枚あっても困ることはないので
おすすめです。
(前章で書いたように、子どもたちが
普段使いしやすいデザインにしましょう(笑))
バッティンググローブ・守備手袋
→ 野球で使うバッティンググローブや
守備手袋は、グローブやバットと違い
消耗品です。
選手としては何枚あっても嬉しいので
ウケが悪いことはほぼないでしょう。
チーム名や選手の背番号・名前などを
刺繍で入れて、世界で1つの
オリジナルの手袋として
プレゼントすると素敵ですね。
これらのアイテムは、卒業後も部活動や
学校生活で活用できます。
長く愛用できる
実用的な記念品を選んであげましょう。
④ 予算と納期を確認
ここからは少し実務的な的なお話。
記念品を選ぶ際には
保護者間で予算のすり合わせが必須。
先に予算を決めておかないと
思わぬ高額になってしまったり、
逆に安すぎて記念品として
イマイチになる可能性があります。
何をプレゼントするかも大切ですが、
お金が関わるお話なので
事前にしっかりと保護者間で
相談して決めておきましょう。
また、卒業式や卒団式などの
イベントに合わせて記念品を用意する場合、
「納期」にも注意が必要です。
特に、オリジナルのデザインで
制作をしたりする場合は、
時間に余裕を持って注文しましょう。
業者によっては、繁忙期には
納期が通常よりも長くかかる
場合があります。
余裕を持ったスケジュールで
進めたいですね。
⑤ 専門業者に依頼することも
卒団記念品選びに迷ったら
専門業者に相談してみるのも一つです。
専門業者は豊富な知識と経験があり
予算や希望に合わせた
最適な提案をしてくれます。
専門業者を選ぶ際には、実績や評判を
確認することが大切です。
複数の業者に見積もりを取り、
比較検討してみましょう。
また、疑問点や要望は
遠慮なく伝えるようにしましょう。
専門業者との連携を通して、
スムーズにそして納得のいく
卒団記念品選びを実現できます。
まとめ:卒団記念品で労いと感謝の気持ちを伝えよう!
卒団記念品は、
単なるプレゼントではなく
子供たちへの感謝や労いの
気持ちを表す大切な贈り物です。
長い間、共に汗水流し
喜びや悔しさを分かち合ってきた
選手たちへの贈り物は、
記憶だけでなく、形としても
残るものを選びたいですね。
心に残る卒団記念品を通して、
子供たちの未来へのはなむけと
感謝の気持ちを伝えていきましょう!
ではでは♪