こんにちは。ハイライトラボの木村です。
今回はアクションカムの
比較検証をやってみたいと思います。
スポーツの動画記録用に
アクションカメラを使う方、
結構増えてきましたよね。
アクションカメラって
広範囲を手軽に撮ることができるので、
スポーツの動画撮影に
すごく相性がいいんですよね。
スポーツをやっている方、
お子さんにスポーツを習わせている方
の中には、購入を考えている方も多いんじゃないでしょうか?
ただ、「実際どんな写り方をするのか」
ってなかなかイメージしづらいですよね。
なので今回は、
・GoPro12
・DJI OsmoAction3
この2機種で動画を撮ると
どんな画角で動画が撮れるのか
比較してみようと思います。
どちらのカメラも人気のモデルで
性能の面で極端な差はないのですが、
写り方をしっかり比較してみると
意外と面白い違いがありました。
アクションカムを買うことに悩んでいる方、
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください♪
↓動画でも解説しています!
「画角」を精密比較!
画質や撮れる動画の音質などなど、
比較したいポイントは多数ありますが
今回は手始めに「画角」をガッツリ比較します。
どのくらいの範囲をカバーできるのかは、
スポーツ撮影では重要なポイント。
GoPro12も、OsmoAction3どちらにも
画角の設定パターンがいくつかあります。
画角の設定パターンはこんな感じです。
まずはGoPro12の方は、リニア、広角、
SuperView、HyperViewという
4つの設定があります。
この中から撮りたいシーンに
合わせて画角を選ぶって感じですね。
<ゴープロ12の画角設定モード一覧>
画角のモード | 画角の広さ | 焦点距離 | |
リニア | 普通 | 19~39mm | |
広角 | やや広い | 16~34mm | |
SuperView | 広い | 16mm | |
HyperView | 非常に広い | 12mm |
DJI OsmoAction3の方も
見てみましょう。
OsmoAction3の画角設定は
標準、広角、超広角の3つがあります。
(GoProに比べて名前がシンプルで
分かりやすいですね)
<オズモアクション3の画角設定モード一覧>
画角のモード | 画角の広さ | 焦点距離 | |
標準 | 普通 | 14 mm | |
広角 | 広い | 9 mm | |
超広角 | 非常に広い | 7 mm |
OsmoActino3の画角は
焦点距離でみると
標準が14mm, 広角が9mm, 超広角が7mm、
ということで数字上はGoPro12より
広角に撮れるカメラになっています。
野球場で比較!
画角を比較するにあたって、
今回は野球の試合を
バックネット裏から動画で撮るのを
イメージして試し撮りしました。
(誰もいないグラウンドで
試し撮りなので
少々分かりづらいかもしれませんが)
試し撮りを行った球場は
ホームベースから10メートルくらい
後ろにバックネットがある、
というレイアイトです。
それでは、画角を比較してみましょう。
まずはGoPro12のリニア、広角、SuperView、HyperView。
次はOsmo Action3の標準、広角、超広角。
いかがでしょうか。
画角の前に色味の差が
気になった方、多いかと思います。
画質・色味については今回細かく
設定していないので、後日改めて
検証してまとめていきますね。
さて、画角の比較に戻りますが、
印象としては...
・GoPro12よりOsmo3の方が
(焦点距離の通り)画角は広め
・GoPro12のリニア
:フェアゾーン全体をカバー
・Osmo3の標準
=ファールゾーンまでカバー
・GoPro12/Osmo3の広角
=両サイドのベンチまでカバーできてGood
・逆にこれ以上広角だと歪みが顕著で使いにくい
こんな感じに見えました。
どちらも「広角」の設定が
ちょうど良さそうに感じます。
ファールゾーンをほぼほぼ画角に
収めているので、どんなプレーも
撮り逃しなく動画に撮れそうです。
ベンチまで写っているので、
ベンチに帰ってきた時や
得点時のハイタッチシーンも
バッチリ動画で記録できますね。
まとめ
今回は野球の動画撮影を題材に
アクションカメラ2機の画角を比較してみました。
こうやってちゃんと並べてみると、
同じようなアクションカムでも
画角は意外と変わってくることがわかりました。
先ほども少し触れましたが、
色味など映り方についても結構差があったので
次回は色味や画質について検証してみようと思います。
ではでは♪