LABO. NOTE 〜スポーツ写真屋さんの研究記録〜

初心者必見!野球の撮影にオススメの一眼カメラvol.2[キヤノン編]

前回のブログで
「野球撮影におすすめのカメラ」
ということで
SONY(ソニー)の一眼カメラ
ご紹介しました。

読んできださった方、コメント・ご質問
お送りいただいた皆様、
どうもありがとうございました!

「でも、ソニー以外のカメラってどうなの?」


正直、他メーカーのカメラも
種類がたくさんあるし、気になりますよね?

ということで今回は
Canon(キヤノン)が販売している
ミラーレス一眼カメラの中から
野球の撮影におすすめのカメラを

Vol.2 ~キヤノン編~ 

ということで紹介していきます!

この記事を読めば、

野球撮りに合ったカメラの選び方は?
野球撮影の初心者に
 オススメのキヤノンのカメラは?


こんな疑問を解消できます!

・プロ選手をカッコよく撮りたい!
・子どもの野球を撮りたい!
・チームの活動を発信したい!

そんな皆さんの参考になれば幸いです♪

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ここをチェック!野球撮影に向いてるカメラを選ぶポイントは?

さまざまなカメラで野球を撮ってきた私の経験から、
野球撮りに向いているカメラの特徴をご紹介。


高級なカメラだからといって、
野球撮りに向いているとは限りません。


チェックするポイントを理解し、
間違いないカメラ選びをしましょう。 


選ぶポイントは3つ。

①ファインダーがついていること

野球は動きが速いスポーツ。ファインダー越しに被写体を
しっかりと見ながら撮れるカメラがGood。

②1秒に10コマ以上連写で撮れる

・ピッチャーがボールをリリースする瞬間
・バッターがバットでボールを捉える瞬間
このような一瞬をとらえるためには
連写スピードが重要です。

本体500グラム以下の軽いカメラ

野球を撮るには
できるだけ遠くを撮影できる
「望遠レンズ」が必須!

望遠レンズはレンズ自体が
重くて重いです。なので、
カメラ本体はできるだけ軽いものがGood♪

条件に合ったおすすめカメラを紹介 〜キヤノン編〜

野球の撮影に向いているカメラの
選ぶポイントを3つ紹介しました。

この条件に合ったカメラを
キャノンの一眼カメラの中から紹介します。

オススメその①_Canon EOS R10

2022年7月に発売された
キヤノンの最新ミラーレス一眼。

とてもコンパクト・軽量なボディで
初心者さんにも使いやすい設計の1台。


前回紹介したソニーのおすすめカメラ
α6400, α6600 と同じく
APS-Cサイズのセンサーが搭載されています。

有効画素数も2,420万画素で
ソニーの2台と同じということで
写真の画質については
ソニーもキヤノンも同等です。



EOS R10 のスゴいところは
なんと言っても「連写速度」。

チェックポイントを見てみましょう。
☑︎ ファインダー あり
☑︎ 連写速度 15コマ/秒
☑︎ 本体重量 429グラム

ソニーのα6400, α6600 の連写速度が
約 11 コマ/秒でしたので
1秒間に4枚も多く撮ることができます。

連写速度が速ければ速いほど、
・ピッチャーが投げる瞬間
・バットがボールを捕らえる瞬間 など
試合中の一瞬のシーンを
カメラでとらえやすくなります。


この連写スピードは、野球に限らず
スポーツ撮影においてかなり強力。


また自動でピントを合わせてくれる
オートフォーカス機能もソニーと同じく
非常に優秀。なので
野球撮影に使ってほしい1台です。


価格は132,000円(税込)です。
(ヨドバシ.comより/23年3月時)




オススメその②_Canon EOS R7

先ほど紹介したEOS R10の
上位モデル(より高性能なバージョン)です。
ベースはR10と同じなのでこちらも
野球の撮影にはおすすめの1台です。


R7がR10と大きく違う点としては、
① 解像度が高く、より高精細な写真を撮りやすい
 : R7の解像度 = 3,250万画素
(R10は2,420万画素。センサーサイズは同じAPS-C)

② カメラ本体に手ぶれ補正機能が付いている

③ SDカードを2枚挿せる
(“デュアルSDスロット”)


写真の解像度がR10より高く、
高精細な写真を撮れるR7。
例えば、撮った写真を
チームの大きなポスターにしたりする
可能性があるなら、
解像度が高いR7の方がおすすめ。

反対に、撮った写真をL版で印刷したり
スマホやタブレットなどで見たり
SNSに投稿するだけなのであれば、
R10で十分の可能性が高いです。


手ぶれ補正については野球の撮影において必須では無いです。
ですが手ぶれ補正がある方が、撮った写真が失敗作になる可能性が下がります。

なので、できるだけ失敗したくない!
という方はR7、
技術でカバーできるくらい写真が上手くなりたい!という方はR10、
こんな感じで判断すれば良いでしょう。


SDカードを2枚させる点について。

SDカードの調子が悪く、「写真データが
破損して撮った写真を読み出せない!」

そんなトラブルが稀に起こります。

SDカードを2枚挿せると、
その2枚両方に写真を
記録していくことができます。
たとえ1枚目のSDカードが不調で
写真を読み出せなくても、
予備的に2枚目があるので
このようなトラブルを回避できます。

野球の撮影において必須では無いですが、
撮った写真がダメになるリスクを考えると
あると嬉しい機能ですね。



上で書いた①〜③以外にも
異なる点はあるのですが
大きな違いとしてはこんなところ。

ちなみに本体重量は 612グラム
R10より重くなっています。
(500グラムを超えていますが
オススメなので紹介しました笑)


価格は 203,500円(税込)です。
(ヨドバシ.comより)

先ほど紹介したプラスの機能分、
R10より7万円ほど高くなっています。

プラス7万円してプラスの機能が欲しい
という方はぜひ、R7を試してみてください。


さて、ここまでいかがでしたか?
どんなカメラがおすすめか分かってきたけど
「正直、ちゃんと使いこなせるか不安...。」
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まとめ

野球の写真撮影におすすめの一眼カメラとして
EOS R10, R7を紹介しました。

前回紹介したソニーのカメラ同様、
こちらのカメラも野球をカッコよく撮るには
とても向いているミラーレス一眼です。


それでも迷ってしまう方に向け、私個人の意見ですが
これから野球撮りを始める方にとって
高い画素数、SDカードが2枚挿せるといったR7の特徴は
そこまで大きなメリットとは感じにくく、
個人的にはR10の方をおすすめします。

R7を買うためにプラス7万円払うのであれば、
そのお金をレンズの購入資金に充てる方が
良いかと思います。


いずれにしてもおすすめのカメラであることは
間違いないですし、
どのカメラを買うか迷い続けるより、
おすすめのどれかを買ってみて

1回でも多く球場に足を運んで
1枚でも多く写真を撮って上達した方が
より早く、自分が撮りたい写真を撮れるようになります。


ぜひ、カメラをこれから購入する方は
今回の記事を参考に1日でも早く
自分のカメラを手に入れて
野球の撮影を楽しんでみてください♪